らくがき

ものすごく雑多

No.99, No.98, No.97, No.96, No.4件]

「幽冥の岸」感想


ネタバレ盛りだくさんです。ご注意ください。



■カボチャ……!?お前なのかい!?


■まさか南瓜に全てを持っていかれるとは……。「昔登場したキャラが再登場する」という番外編の定石の、十二国記における最適解なのでは!?とまで思ってしまった。予想できても良かった気がするけど、全然気づかなかった。忘れていたとも言う。ごめん。でもお前最高だよ!

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■面白かった!!!ものすごく面白かったです。
すごく久しぶりに「十二国記を読んでいる」という感じがしました。「月の影~」-「黄昏~」の頃の読み口に近いというか。
エンタメしてましたね。すごく嬉しい。間違いなく十二国記の新刊を読んだ、という満足感が体を満たしています。幸せだ~……。なんて面白いんだろう。


■一番好きなのは「異邦の客」。面白かった~。本当に面白かった。琅燦、めちゃくちゃにクソガキだった!(笑)
“――帰ったらすごく叱られるだろう。だったら、叱られる前にめいっぱい行動したほうが良いに決まってる。”
ここ、声を出して笑ってしまいました。最高すぎる。珠晶と良い勝負のゴーイングマイウェイっぷり。さすが未来の冬官長。このくらい我が強くないと大物にはなれないのか……。
誰かに怒られて気付くんじゃなくて、13歳が自省でそこまで考えるか、というところが天才肌の琅燦っぽくて良かった。


■琅燦、多分私含め読者の多くが「孤児なんだろうな」とうっすら思っていたと思うんですが、実は実子だったというのが十二国記ならではのミスリードで、ここまで設定を生かせるの、すごいなぁと思いました。

■黄海での暮らしぶりも面白かった。巨大な縦穴の底に畑があって、その壁面に住居があるっていうアイデア、面白いな~。実際にどこかにそういう暮らし方をしている民族がいたのかな、とググってみましたが、分からなかった。元ネタがあるなら有識者の解説を待とう。私はなんとなく中国福建省の円形の集合住宅を思い浮かべました。

■琅燦、ここで字を覚えて、これから書物の世界を知っていくんだろうな~と思うとわくわくします。

■琅燦ってだいぶ若いんですかね。「異邦の客」を仮に驕王崩御の10年前の話とすると、「白銀~」の30年くらい前の話って事で良いんでしょうか。となると30+13で43歳……。ほへー。

■ただ、白銀での琅燦の行動理由の説明にはなってなかったというか、正直これを読むと、「白銀の琅燦の行動、知的好奇心だったんじゃないか」説に拍車がかかってしまうというか……。





■「夢の結び」、これも大変良かった。これは英章がキャラクターとして面白すぎて好きにならずにはいられない。なにより前述の通り、「か、南瓜ー!?」という驚きに全てを持っていかれた。風の海では女仙に笑われるポジションだったけど、別に悪い人ではなさそうだったし、「あ、確かにこういう人の良さがありそうなキャラクターだった」と腑に落ちる感じもありました。南瓜さんは生き残れたんだろうか。白玉ちゃん(どうしても“しらたまちゃん”と読んでしまう)のために生き抜いておくれ。



■「幽冥の岸」、WEB限定公開だった時は、ものすごく正直な感想を言えば「片手間の読者サービス」という印象しかなかったのですが(すみません……)、ちゃんと加筆修正されていて、これもすごく良かった……。



■陽子……。

■陽子…………。






■ようこぉ…………(湿度300%)








■陽子が自分の中で別格に好きすぎて、気づいたら「陽子」という文字を指でさすさすしながら読んでいました(実話)。そんな自分に気づいた時の純然たる恐怖。

■六太が全世界の兄貴すぎる。こんなの十二国記世界全員が頼っちゃう。成獣が早かったという設定に説得力がありすぎる。

◾️叶うなら耶利と泰麒の黄海珍道中も見たい。よろしくお願いします…!


---以下CP語りです。ご注意---









■李斎×陽子も、景麒×陽子も好きなので、どっちとしても良かったなぁ……。煩悩が満たされて108万くらいになった。正月と言わず鐘鳴らさなくっちゃ。

■景麒による陽子寝かしつけ集の二次創作が待たれますね。最初の方は「どうしたら良いんだ……」と戸惑っていてほしい。そういう本が出したい。それが俺の除夜の鐘in2027や……。



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